今回の施工は
FRP防水のトップコートです
FRP防水は耐久の高さから一般住宅のほとんで使用されていますが
実は紫外線に弱いという特徴もあります
今回のベランダは
軒の出が広い為、屋根の役割を果たしていて
傷みが少ない状態でした
現調の結果トップコート再塗装で十分との判断をしましたので
トップコート再塗装を行います
トップコートだけの場合は下地を守る為にも
5年程で再度メンテナンスをして行く事をオススメします。
ケレン·洗浄·プライマー·トップコート1回目作業
まず初めに床を全面機械と手作業でケレンをおこないます
ケレンとはヤスリがけの事です
目荒らしを行う事で密着を高めたり
下地の調整をおこなうので大切な工程になります
広い面は機械を使い
狭い場所は手作業でおこないます
エアコン室外機の下は
専用台を使って作業します
ケレン作業が一通り終わったら
ケレンで出たカスを掃除します
次にアセトンを使用して
拭き洗浄を行います
この時に拭き残しなどがないように
隅々までしっかりと拭き上げます
拭き上げが終わったら
いよいよ下塗りプライマーを塗っていきます
下塗りは層間プライマーを使います
プライマーはトップコート塗る上で重要な工程になるのでしっかり隅々まで塗っていきます
本日の気温は17度で暖かく日差しもしっかり出ている状態なので
プライマー乾燥時間は1時間半程とりました
プライマーの乾燥時間が終わったら
いよいよトップコートを塗っていきます
今回は既存の色に合わせてグレーを選ばせていただきました
まずは立ち上がりの部分から先に塗ります
立ち上がり部分は豚刷毛を使用しています
平場の部分はローラーを使って塗っていきます
防水材の場合は、塗ると言うより
「均等に配る」
という感覚で広げていきます
1回目のトップコートが終了しました
トップコート2回目
2回目のトップコートも
1回目と同じように立ち上がりは刷毛を使い
床面はローラーで均等に塗料を配って塗っていきます
室外機下の狭い場所もしっかり塗ります
置台跡の補修と最終確認
置台は取り外した際に掃除をしました
塗装時に使用していた仮置き台の跡を
補修して全て完了となります